淡水と海水の違い
淡水と海水の違い、わかりますか?
簡単に言えば塩分があるかないか、なのですがその他にも色々な違いがあるのです。
また、淡水である川が海に流れ出していく間の部分にも汽水という名称があります。
ではこれらの水域にはどのような違いがあるのでしょうか?
海水
文字通り「海の水」の事で塩分が約3.5%含まれています。
塩分が含まれているから水に塩を混ぜれば海水になる、という単純なものではありません。
また、ナトリウムイオンやカグネシウムイオンなど様々なイオン物質も含まれています。これが食塩水と海水の大きな違いです。
例えば海水魚を家で飼育したとして、食塩水に放ってしまうとすぐに死んでしまうので注意が必要です。
ちなみに人間も、体内の塩分濃度より海水の塩分濃度の方が高すぎて浸透圧を維持することが出来なくなる為、海水を飲用し続けることはできません。
しかし、水不足が深刻な国では海水を淡水化する装置で生活用水として使用しているため、水がとても高く販売されています。
軍用線や漁船などでは真水が貴重なものであることから海水を温めて風呂水として利用し、体の塩分を取るために真水につけたタオルで体を拭いたりするそうです。
ではなぜ海水には塩分が含まれているのでしょうか?
地球ができた当初、海水は酸性で「酸っぱい」ものだったそうです。
酸性だったっため周りの地殻や岩石などを溶かしていくうちに酸性から中性に変化し、現在の海水になりました。
淡水
淡水は真水ともよばれ、塩分濃度が0.05%以下のものを言います。
川などの流れる水や湖などに溜まった水、雪や氷が解けたものなどを指します。
ちなみに淡水や真水に住んでいる魚は「淡水魚」、天然水など飲み水として販売されるなど商業の上では真水と呼ばれます。
人間が水資源として使用できる淡水は、地球上の水の0.007%程でしかないとされています。
汽水
簡単に言うと海水と淡水の間で塩分濃度が3.0%~0.005%のものを指します。
具体的には川の水が海に流れている河口部や深く入り込んだ湾、開水路や地下水を通じて海水と交わる汽水湖などがあります。
この汽水域で暮らしている魚を飼育する場合、海水と淡水を混ぜた状態にして飼育をしなければならず、海水だけ、もしくは淡水だけ、といった状態に急にいれてしまうと、体調を崩して死んでしまう事があります。